あの懐かしいガリ版(謄写版)はだれの発明?

2016.12.07

今ではすっかり姿を見なくなった“ガリ版”(謄写版)を知っている人、懐かしいと思う人はその年齢がわかります。

それは昭和の時代の学校では無くてはならない道具でした。

テスト、学級新聞やPTA連絡プリントなど様々な印刷物(わら半紙)はこの謄写版で原稿を作成・印刷されたものでした。 鉄板のような下敷きの上にロウ紙を乗せ、鉄筆で文字を書き(削るようにして書くとき出る音が“ガリガリ”なので通称ガリ版)、印刷をしていました。

この謄写版を発明したのは、なんとあの大発明家エジソンなのです。

1893年にエジソンはこのだれでも簡単に印刷物を作成することができる謄写版(ミメオグラフ)を発明しました。 翌年の1894年このミメオグラフを元に、堀井新冶郎父子が日本に合うように改良し『堀井謄写版』として世に広まったのです。

おもちゃのまちバンダイミュージアム内のエジソンミュージアムには、エジソンの発明した『ミメオグラフ』を展示しておりますので、見に来てください。

スタッフO