エジソンの蓄電池と電気自動車

2017.08.09

おもちゃのまちバンダイミュージアム内にあるエジソン・ミュージアムには、エジソンが発明した様々な物が展示されていますが、その中で黒くて、決してきれいとは言えない大きな箱みたいなのものがあります。これは当時まだ少なかった電気自動車に使われていた蓄電池です。

蓄電池は19世紀末から開発されてきたものですが、鉛などを使って大変重く且つ性能の悪いものが多いため、実用性に乏しいものでした。

エジソンは実用性の高い性能の良い蓄電池を目指し、5年間で約5万回の試作を繰り返し、それまでにない優れた性能の蓄電池を作り出すことに成功しました。

それがニッケル・アルカリ蓄電池です。

彼のアルカリ蓄電池はそれまでの鉛蓄電池に比較してやく2倍の持続時間があり、それを電気自動車に搭載すると約160km走らせることができました。(鉛蓄電池では約80km)

このエジソンの蓄電池を搭載した電気自動車はニューヨークのタクシーに使われていましたが、ガソリンエンジンの車が急速に普及しだすと、姿を消していきました。

しかし、約100年以上たった今では、また電気自動車の時代になろうとしています。

エジソンは時代を早く進みすぎたのでしょうか?

スタッフ O

Museum Diary