崖は穴だらけ!長岡百穴

2016.08.17

栃木県宇都宮市の北、国道119号線沿いを車で走っていると、丘の斜面に奇妙な穴がたくさん見えてきます。

これは宇都宮市長岡町に存在する、横穴墓群で『長岡百穴』と呼ばれているものです。

7世紀前期の古墳時代に造成された家族墓的な要素が強い横穴墓群と

考えられており、東群44基、西群8基の計52基があります。(百穴は名前だけ)

各穴は縦横1m、奥行2m程度で、穴内部には室町時代ごろから江戸時代にかけて彫られたと思われる地蔵菩薩像や馬頭観音像が見られます。

駐車場もあり、階段も付いていて内部にもはいれます。

古くから宇都宮地域に伝わる『百目鬼伝説』の中にも登場し、パワースポットにもなっています。

スタッフO