知る人ぞ知る、でも結構有名な宇都宮餃子像

2017.04.26

栃木県宇都宮市と言えば餃子が有名ですが、その消費量は2010年までの15年間は日本一の座にありました。 しかし翌年2011年から静岡県浜松市にその座を奪われ、2013年に一度奪還したものの、2014年からこの数年は第2位の座にあまんじています。

今回は餃子の話ではなく、宇都宮餃子のシンボルである「餃子像」の話をします。

この餃子像は1994年テレビ東京系の番組、山田邦子の『おまかせ!山田商会』の町おこし企画で宇都宮市とのタイアップとして作られました。

像はビーナスが餃子の皮に包まれた『餃子のビーナス』を彫ったもので、市の職員の知り合いの人が無償で彫刻したものです。 高さ1.6m、重さ1.7tで材料は栃木県の名産のひとつである大谷石で出来ています。

当初はJR宇都宮駅東口にありましたが、2008年に東口再開発に伴い西口に移動しようとクレーンで釣り上げたところ、ワイヤーが外れその衝撃で脚が折れ台座から落下、さらに落下した際胴体がまっぷたつに割れてしまいました。 すぐにパテで接着し修復され何とか駅西口に移動完了となりました。

宇都宮に来たら餃子を食べることは勿論、この餃子像と一緒に写真を撮るのがひとつのコースとなっています。

像を背景に写真を撮ると、怪我や病気はすぐ直ると言うご利益が・・・(本当?)

スタッフO