栃木県民のソウルフード ちたけそば・うどん

2017.09.13

栃木県でしか食べられていない、幻のキノコをみなさんご存知でしょうか?

「チタケ」と呼ばれるそのキノコは、栃木県民が愛してやまないキノコです。

このキノコの旬となる夏には、皆チタケを採るためにこぞって山林に分け入り、遭難する人も出るほどで、文字通り熱狂的に愛されています。

チタケは、裂くとミルクのような乳白色の汁が出ます。この特徴から、漢字で「乳茸」と表記されているそうです。

このチタケとナスを炒め、だし汁を加えてしょうゆ、みりんなどで味を調えた汁をうどん・そばにかけたものが「ちたけそば」・「ちたけうどん」です。農林水産省選定「農山漁村の郷土料理百選」にも選ばれた栃木県の郷土料理で、県民のソウルフードと言っても過言ではないでしょう。

チタケそのものの味を楽しむというよりは、その汁に美味しさが詰まっているような気がします。

県内のうどん屋さんやそば屋さんでお見かけの際には、ぜひ召し上がってみてください!

スタッフT