200年前の土蔵を使った美術館

2018.02.14

おもちゃのまちバンダイミュージアムから車で30分、となり町栃木市にはおよそ200年前に建てられた土蔵を使った美術館があります。

「蔵の街とちぎ」にある「とちぎ蔵の街美術館」です。

通称「おたすけ蔵」として市民に親しまれてきたこの蔵は、栃木市に現存する多数の蔵の中でも、最古の土蔵群に属する大規模な蔵(3棟)として、栃木の歴史を見つめてきた記念碑的な建物です。

この美術館は、栃木市にゆかりの深い美術工芸家の作品と人間国宝(重要無形文化財保持者)の陶芸作品を中心に、収蔵・展示するとともに、屋内外の優れた美術作品も紹介しています。

また、館内の「蔵の展示室」では、この土蔵に関する歴史的資料を展示しています。

漆喰でできた重厚な壁や、天井を走る巨大な梁が織りなす空間と展示されている美術品の競演は他の美術館にない、素敵な雰囲気を作り出しており、展示美術品のみならず「蔵の街とちぎ」の魅力も堪能で来る美術館です。

スタッフO