エジソンと発明品

「勝利者」と名づけられた蓄音機

2010 年 2 月 21 日 日曜日
 ”Triumph”(トライアンフ)=勝利者という名前をもった蓄音機です。 基本ベースとしては「ホームタイプ」を原型としたマンドリルとフィードスクリュー一体型のやや大型の蓄音機です。ホームタイプより高い$50という価格で販売されていました。特徴としては通常のホームタイプのケースは面が平らなのに対しグリーンオーク材を使った上面に段差を持たせ複雑な面構成として高級感を持たせています。内部もスプリングモーター(ゼンマイ)を改良し、より強力なものとしています。エジソンは、この機種の発売でライバルに勝利宣言をしたつもりだったんでしょうか?

ステレオ蓄音機?

2010 年 2 月 14 日 日曜日
 この蓄音機は、1899年~1901年に作られたものでベースはスタンダードA型を使っています。最大の特徴は、ご覧の通りニョキッと生えた2本のホーンです。「ポリーホーン」と呼ばれる本機は、実験機で新しい音を出す為に考案されました。2本のホーンからステレオ再生かな?想像される方も多いかと思いますがエジソン型は縦振動録音のため、ステレオ録音は出来ません。同じみぞをちょっと遅れた位置で再生するようになっておりエコー音を出すことを考えられて作られました。ただし実際は位相差が中途半端なためエコーにはならなかったようです。

エジソンアカデミー!

2010 年 2 月 7 日 日曜日
毎年恒例のエジソンアカデミー第6回です。今回はミニイベント形式でエジソン教室です。エジソンの生涯、発明品のお話をした後みなさんからの質問も受付ます。簡単なクイズも行います。エジソンの誕生日によりエジソンを深く知りにいらっしゃいませんか?

廉価版の登場!

2010 年 1 月 31 日 日曜日
  前回御紹介したコンサートタイプが作られたのと同じ1899年に$10ドルというエジソン社では、もっとも低価格の蓄音機が発売されました。構造を単純化し、本体全体を鋳造し、蓋と底だけを木製にしています。メンテナンスは、底板をはずさなければ出来ない構造でした。ただ安くなったとは言え当時の$10とは現在では18万~20万円くらいの価値でありベルリナー型に比べ高価であることに変わりはありませんでした。

大きなシリンダーレコード

2010 年 1 月 24 日 日曜日
  この蓄音機は、1899年に作られたコンサートタイプと呼ばれる蓄音機です。シリンダーレコードの径が5inch(127mm)もある特殊な機種です。ただ下の写真にある最初の蓄音機はほぼ同サイズシリンダーとなっており、最初の状態に戻したとも言えます。更にエジソンが考えた高音質にするための原理から考えるとレコードの直径が大きいほど音溝の角度が緩やかになることから、コンサートタイプの方が高音質だったのではと思われます。残念ながら当ミュージアムでは、このタイプを所蔵していません。一度音を聞いてみたいですね。