エジソンと京都の竹 エジソンコレクション1

2015.12.16

発明王エジソンの数多くの発明品の中でも、最も世に知られているのは白熱電球でしょう。

1879年10月21日 エジソンのメンロパーク研究所の2階で、歴史的な発明が行われました。

それは、世界で初めての実用白熱電球の開発に成功したことです。彼が白熱電球の開発に成功する一年前、イギリスのジョセフ・スワンが白熱電球を作りましたが、彼の電球はフィラメント素材として白金を使い、点灯時間はたったの40秒程度であり、事実上白熱電球の発明に成功したとは言い難いものでした。

エジソンが開発した白熱電球はフィラメント素材としてコットン(綿)を使い、それを炭化させたもので点灯時間は40~45時間でした、これにより実用白熱電球の発明者はエジソンとされたわけです。

エジソンは点灯時間を更に伸ばそうと考え、フィラメント素材の研究に努力を重ね、あるとき中国のお土産の扇子に使われている竹材料に目をつけ、竹が優れていることを確認し、世界中に20人の竹ハンターを派遣、そのうちの一人が日本に来て京都の石清水八幡宮周辺の竹が良いと情報を得たのち、アメリカに持ち帰りフィラメントとして炭化させ実験したところ、なんと1200時間の点灯に成功しました。

その後改良を重ね点灯時間が2000時間点灯まで伸ばすことに成功したのでした。

白熱電球開発競争のとき多くの研究者は電流を流して灯りを得るには、フィラメントは金属という固定概念にとらわれる人が多い中、約6000種の材料を試し、金属以外の材料を使い、1万回の失敗を重ねても成功させるまであきらめずに努力したことは、まさに 『天才とは1%のひらめきと99%の努力の賜物である』という彼の言葉どおりの実践の結果と言えましょう。

スタッフO

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