19世紀の炭鉱街を再現!感動のジオラマ・モデルコールマイン

2015.11.18

バンダイミュージアムの展示品で一番大きなものは、等身大ガンダム胸像(5.6m)ですが、二番目はこのモデル・コールマインです。(幅4.5m、奥行2.5m、高さ2.5m)約100年前、18年の歳月をかけて作られたこのジオラマは、実在の炭鉱をモデルにして、イギリス人の炭坑夫ウイリアム・フェルペス氏とその妻により、1904年から制作を開始し1922年に完成しました。

まったく模型製作の知識のないこの夫婦によって作られたこのジオラマは、産業革命後のイギリスの繁栄を影で支えた19世紀の炭坑街の様子を、約170体の人形たちで精巧に再現しており、地上部の建物や重機・機械類、地下の炭坑で働く様子などがつぶさに見ることができます。

1924年のイギリスで開催された『大英帝国博覧会』に出展され、当時大変な反響を呼びました。

バンダイミュージアムでは開館時間中は毎時15分毎に稼働させており、来館されたお客様に好評を得ており、特に動くものが大好きな子供たちは、機械や人形の動く様子を釘づけになって見て楽しんでいます。

是非、世界に一つしかないこのジオラマ・モデルコールマインを見にバンダイミュージアムにお越しください。

スタッフ O