メイド・イン・ジャパンと表記できなかった日本のおもちゃ

2019.03.27

おもちゃのまちバンダイミュージアムではたくさんの日本製のブリキおもちゃを所蔵、展示しています。

日本製のブリキのおもちゃは昭和30年代から40年代を中心にして製造され、国内及び海外へ主に米国に輸出されました。それらのブリキ玩具は現在では愛好家を中心に大変価値のあるものとして取り扱われています。

しかし、第二次世界大戦終戦直後では我が国は敗戦国として国家として認められない時期がありました。

そのため、日本から海外に製品を輸出する際は、『占領下の日本製』という意味合から『MADE IN OCCUPIED JAPAN』という文字を表記しなければなりませんでした。

この表記は1952年4月サンフランシスコ講和条約発効まで続き、その後輸出製品には『MADE IN JAPAN』と表記されるようになりました。

同じ昔のブリキ玩具でも、『 MADE IN OCCUPIED JAPAN 』の表記があったら、作れた時代も明確で価値あるものなのです。

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