エジソンミューアムのみの見学もできます。 見学料(大人)100円 (中学生以下)無料
但し、バンダイミュージアムの他の場所の見学、施設のご利用はできません。詳しくは受付にてお問い合わせください。
世界でトップクラスの質を誇る、エジソンの発明品コレクションを展示しています。
偉大なる発明王エジソンの発明品やその考え方、人間性や情熱に触れることで、新しい発想や想像力を育み、発明やものづくりの面白さや素晴らしさ、努力することの大切さを学ぶことができます。
バンダイコレクション財団は、玩具及び発明品の収集、公開及び普及等に関する活動を行い、
次世代を担う子供たちの交流、学習、レクリエーションの一助となることで、
子供たちの心身の健全な育成と豊かな発想の増進に寄与することを目的としています。
◇トーマス・アルバ・エジソン Thomas Alva Edison
(1847年2月11日 - 1931年10月18日)
生涯におよそ1,300もの発明を行ったアメリカ合衆国の発明家・起業家。
「発明王」の名を持ち映画の父とも言われている。
ゼネラル・エレクトリック (GE) の社長でもあった。
「電球を発明した」人物として有名だが実際には、電球のような家電を含めて発電から送電まで電気の事業化に成功したことが最も大きな功績である。
◇三大発明
1877年 音を記録し再生する蓄音機(フォノグラフ)の発明に成功
1880年 京都の竹フィラメントを用いて、白熱電球の長寿命化
1889年 動画撮影機キネトグラフを発明
◇エジソンの名言
「天才とは、1%のひらめきと99%の努力である」
「失敗したことがない。たんに、うまくいかないだろう1万の方法を見つけただけだ」
「私は決して失望などしない。なぜなら、どんな失敗も新たな一歩となるからだ」
―――――― 他
制作年:1912~1915年
今から約130年前に世界で初めて「音」を記録し、再生することのできる「蓄音機」がエジソンにより発明されました。
解説文を読む
蓄音機はエジソンが30歳で発明してから、レコード事業から撤退する82歳まで、一番情熱を注いだ発明品だったと言われています。
写真はエジソン社より発売された蓄音機の上位機種のひとつです。特徴的な形状のホーンは、シグネットホーンと呼ばれています。
ダイヤモンド針のリプロデューサーを取り付けることができ非常にクリアな音を楽しむことができます。
制作年:1879年~
エジソンは最善のフィラメント素材を探し、調査の結果、京都八幡村の竹を使って白熱電球を実用化しました。
解説文を読む
1879年にエジソンは木綿糸を炭化させたカーボンフィラメントを用いた実験で約40時間の連続点灯に成功します。
その後、エジソンは最善のフィラメント素材を探して6000種以上の素材を実験し、その中で竹の繊維が優れている事を発見します。
そして世界中の竹を調査し、京都八幡村の竹が最も優れている事を確認すると、この竹を使って実用化に耐える白熱電球を生産し、世の中に送り出す事に成功しました。
制作年:1891年
キネトスコープは、1891年に映画を見る装置としてエジソンによって発明されました。
解説文を読む
ちなみに映画を撮影するカメラは、キネトグラフと呼ぶそうです。
キネトスコープは、1893年にシカゴ万国博覧会で展示されると話題となり、その後、約3年で全米の街に映画館が作られました。
グラハム・ベルによって発明された電話機をエジソンが実用的に改善しました。
解説文を読む電話は1876年3月10日、アレキサンダー・グラハム・ベルによって発明されました。しかし、距離が離れると音が不明瞭になる欠陥があった為、長距離通話を可能にしたエジソンがいなければ実用化することはできなかったでしょう。写真は「テレヴォイスライター」という機種で、会話を録音することもできました。ダイヤル以外はほぼ現代の黒電話の完成型となっています。初めての電話テストの時にエジソンが発した言葉が「ハロー」です。
制作年:1910~1930年
扉を開閉するたびに、自動的にパンが裏返しとなる、エジソンのアイディアが使われています。
解説文を読む
パンを手にとって裏返すことなく、両面をきれいに焼くことができます。
また、当時は1日に2食が一般的でありましたが、トースター販売のため、朝食を食べようというエジソン社のキャンペーンもあり、現代では1日に3食が定着しています。
注:エジソン社の製品であって、トースターの一部に発明が使われています。