江戸時代から近年大流行したおもちゃまで、約2万点のジャパントイコレクションから厳選したおもちゃを展示しています。
こどもから大人まで楽しめる充実のコレクションとなっており、おもちゃの幅広く奥深い魅力に触れ、おもちゃを通して楽しみながら日本の文化史の一端を学ぶことができます。
キャラクターロボット玩具発祥の地「おもちゃのまち」。
かつてこの場所で、複雑なメカニズムの変形合体ロボット玩具が生み出され、日本中のこどもたちが夢中になりました。
バンダイミュージアムでは、歴代のスーパー戦隊シリーズのメカや戦隊合体ロボットなど100体以上が展示され、その進化の過程がうかがえます。
歴代の合体ロボットが終結した大迫力の展示をごらんください。
制作年:不明
平安貴族の優雅さを今に伝えるおもちゃ遊びが、この「貝あわせ」です。
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< 解説 >
貝殻に描かれた美しい絵を鑑賞したり、絵を見て即興の歌を吟じてその出来栄えを競ったりして楽しんだそうですが、トランプの神経衰弱のように裏返して絵合わせをする遊び方もよく知られています。
また夫婦和合の証として、江戸期公家や大名の嫁入り道具として欠かせないものだったそうです。
制作年:1950年代
1950年代、ロボットが登場する小説や映画などが人気となり、次々とロボットのおもちゃが作られました。
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< 解説 >
NYの某オークションで当時世界最高値(8万ドル)をつけたロボットを含むのが、こちらの「5人のギャング」とよばれるロボットたちで、現存数もきわめて少ない、大変貴重な逸品で当ミュージアムではそのうちの3体が展示されています。
制作年:1964年
漫画からアニメ化された「鉄腕アトム」が人気になり、キャラクタ玩具の隆盛が始まりました。
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< 解説 >
1963年、雑誌「少年」の人気連載漫画であった「鉄腕アトム」が国産初のテレビアニメになり、おもちゃの世界にキャラクタ玩具の隆盛という大きな影響をもたらしました。
当初は他の金型を流用しアトムのプリントだけを施したブリキの車や飛行機などが販売されましたが、このリモコンアトムでは、キャラクタを模したロボットに発展しています。
制作年:1974年
マジンガーZから始まった超合金シリーズの第一号を展示しています。
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< 解説 >
テレビアニメ『マジンガーZ』は巨大ロボットものの元祖とされ、原作のメカが超合金Zと呼ばれる架空の合金で作られているのをヒントに、超合金というブランドが作られました。
制作年:1969年
実際に付属のフライパンでホットケーキを焼くことができるままごと玩具です。
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< 解説 >
当時、まだ普及していなかったシステムキッチンのガスコンロを再現し、実際に付属のフライパンでホットケーキを焼くことができる「ママレンジ」。
CMでも話題になったこのママレンジの登場で実用性のある、ままごと玩具が人気となりシリーズ化。
食器洗い機、ジューサー、ポットなどが登場し10年も続くシリーズとなりました。
制作年:1975年~
日本の特撮を代表するスーパー戦隊シリーズの歴代ヒーロー達が大集合しています。
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< 解説 >
1975年に石ノ森章太郎氏の原作で第一作「秘密戦隊ゴレンジャー」が登場。
1979年のバトルフィーバーJで初めて巨大ロボが登場、1981年太陽戦隊サンバルカンで初めて実写における合体ロボが登場しました。
その後人数も5人、3人、6人などさまざまに変化し、ロボット同士のスーパー合体なども進化し一年も休むことなく現在まで続く、大人気のシリーズです。
1971年に誕生した石ノ森章太郎原作・東映制作による日本の特撮テレビ番組を代表する人気シリーズです。
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< 解説 >
20作品以上がテレビ放映され、数多くのキャラクタ玩具が商品化されています。
その中でも、1971年末にポピー(バンダイ)から発売された「変身ベルト」は約380万個の売上を記録した大ヒットセラー商品となりました。
また近年は、ギミックやデザイン、サイズなどを劇中のものに忠実に再現した、大人のファンも満足できる「コンプリートセレクション」シリーズも販売されています。
制作年:1980年代後半~
ファンの絶大な支持を受けて驚異的なセールスを記録した「聖衣(クロス)」
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< 解説 >
1980年代後半、週間少年ジャンプの看板作品の一つであった「聖闘士星矢」。
プラモデルの要素を取り入れた「聖衣(クロス)」が少年読者に、ギリシャ神話を題材にしたストーリーが少女読者に人気を博し、商品化、アニメ化されました。
黄金聖衣は脇役・敵役でありながら12星座全種が販売され、ファンの絶大な支持を受けて、驚異的なセールスを記録しました。
制作年:1996年~
1996年から現在まで、全世界で7800万個以上も販売されている大人気携帯型育成ゲーム「たまごっち」シリーズです。
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< 解説 >
1996年11月23日に発売された携帯型育成ゲーム「たまごっち」。
育て方によって変る姿などの可愛らしさ、面白さなどから女子校生の話題となり、社会現象ともいえる状況となりました。
その後2004年に「かえってきた!たまごっちプラス」として復活。
赤外線通信機能やキャラクターバージョンなどが追加され、更に2009年にはダウンロード機能によるカスタマイズできる仕様など、今なお進化し続けています。
現在では本体だけでなく、キャラクターとしての人気も定着しています。
制作年:1990年代~
「美少女戦士物」というジャンル誕生のきっかけとなった少女漫画のキャラクタ関連アイテムです。
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< 解説 >
1990年代少女漫画の金字塔。
アニメ化され、少女を中心に大人の女性、男性の間にまで広く人気を博し、単なる少女漫画・アニメの域を遥かに超えたブーム・社会現象となりました。
この作品で、バトルヒロイン物と少女漫画の要素を一つにした「美少女戦士物」というジャンルが誕生しました。
1200種類以上のキャラタ関連商品も発売され、特に「ムーンスティック」をはじめとした変身アイテムが人気となりました。
制作年:2004年~
女の子たちを夢中にさせているプリキュアシリーズのキャラクタ関連アイテムです。
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< 解説 >
2004年放送の『ふたりはプリキュア』から始まった、女児向けのアニメシリーズです。
美少女戦士セーラームーンの流れを汲んだ美少女戦士モノとして、3~8歳の女児に絶大な人気を誇っています。
主人公が変身や必殺技に使用する可愛いアイテムやアクセサリが人気のおもちゃで、多くの小さい女の子たちを夢中にさせています。