2016.12.28
バンダイミュージアムの沢山のおもちゃのコレクションのなかで、日本の皇室に関係するおもちゃがあります。
それが、この『車に乗ったラッパ吹き』のおもちゃです。
1910年製のドイツのレーマン・グロス・バーン社製で、これと同じおもちゃで昭和天皇が御幼少のときに遊ばれたそうです。
全体はブリキ製、車体はリトグラフで運転手は手塗仕上げで色が着けられています。
フイゴの仕掛けで、運転手がラッパを吹くと車があちこちに走り回るコミカルなおもちゃですが、コスチュームのしわの寄せ方ひとつにも、ドイツ職人気質にこだわりを感じます。
スタッフO