エジソンと 童謡♫メリーさんの仔羊♫

2018.10.10

大発明家エジソンが蓄音機を発明(1876年)したことは大変有名ですが、彼がこの蓄音機の公開実験を新聞記者の前で行いました。

このときの模様を当時の新聞では、「エジソンは機械の説明を終えると、傍らにあった本を取り上げ、その機械(蓄音機)に向かってメリーさんの仔羊を歌い始めました。針の位置をもとに戻してハンドルを回すと、今歌い終わったエジソンの声が聞こえてきた」と驚きの様子を伝えています。

何故エジソンはこの実験にメリーさんの仔羊を歌ったのか、その理由は、彼はその時点での蓄音機の欠点を知っており、それは、「ザ・ジ・ズ・ゼ・ゾ」音、特に「Th」の音はあまりうまく録音・再生ができなかったからです。

それを知られないように聞かせるには、子供の発音で歌える童謡が適しており、童謡「メリーさんの仔羊」はあまりにも有名で、滑らかな言葉の流れで最もひずみが少なく録音できたからです。

エジソンは自分の発明品を如何に凄いものであるかをアピールする天才でもあったのです。

スタッフO

Museum Diary