炭は電気を通す?

2018.10.24

大発明家エジソンが1879年10月21日に最初に実用的な白熱電球の開発に成功したとき、白熱電球のフィラメントの材料として使用したのがなんと金属ではなく『木綿』でした。 『木綿』は電気を通しませんが、炭化した木綿を使用したのです。

その後エジソンは木綿の代わりに、日本の竹を使って炭化しフィラメントに使用することにより白熱電球の点灯時間を飛躍的に伸ばすことに成功し、商品化していきました。

エジソンの電球の話をするとき、「炭は電気を通すのでしょうか?」 この質問を多くの方がされることがあります。 結論から言いますと電気を通す『炭』と通さない『炭』があります。 電気を通す炭には有名な『備長炭』がありますが、一般的な木炭では電気を通しません、高温で焼かれた『備長炭』と一般的な木炭では、炭素の結晶構造に違いがあるようです。 そのほか炭素でできているエンピツの芯も電気を通しますがこれは黒鉛(鉛ではなく炭素からできている)が練りこまれているからです。

同じ炭素からできているダイヤモンドは電気を通しません。

皆さんもどんな『炭』が電気を通すか実験してみてください。

スタッフO

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