エジソンの蓄音機とニッパー

2018.12.12

ビクター社のトレードマークとして、首をかしげ蓄音機を覗き込むようにしている犬の「ニッパー」の絵は、イギリスの画家フランシス・バロウドによるものです。

ニッパーは1884年イギリス生まれの犬で、飼い主の画家マーク・バロウド(フランシスの兄)が人をよく噛む犬なので、「ニッパー」と名付けました。

マークが1887に亡くなり弟のフランシスがこの犬を引き取り、亡き飼い主の声がする蓄音機を不思議そうに覗き込む「ニッパー」の姿を描いたのです。

絵の中に描かれた蓄音機はエジソン社のもので、この絵をエジソン社に広告用として持ち込みましたが、断られたのでそのままライバル社のグラモフォン社に持ち込み、蓄音機をグラモフォン社の円盤式蓄音機に描き直す条件で採用されました。

現在でも世界的に有名はマークとして、日本ビクター(JVC)をはじめ各社で使われています。

スタッフO

Museum Diary